お詫びとお知らせ

ご利用者様、関係者各位

日頃より、社会福祉法人慶陽の運営に多大なるご理解とご協力をいただき、
誠に感謝申し上げます。

この度、当法人が運営しております特別養護老人ホームあっとほうむ並びにあっとほうむ
居宅介護支援センターにおいて、大阪市福祉局介護保険課による介護保険法の監査を受け、
下記のとおり処分を受けることとなりました。

このような事態が発生し、ご利用者様をはじめ多くの関係者の皆様に多大なご迷惑とご心配
をお掛けしますことを、心よりお詫び申し上げます。
本件の内容をはじめ、当法人としての対応や今後の対策についてご報告させて頂くと共に
今後、ご利用者様の安心・安全な生活を最優先にサービスの提供に努め、信頼の回復に努め
て参ります。
今後とも、相変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　令和6年2月29日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　社会福祉法人慶陽
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　理事長　孫　徳弘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記

１． 不利益処分の原因となる事実
期間：令和2年9月から令和5年2月まで

① 特別養護老人ホームあっとほうむにおける定員超過また、それに伴う誤請求

② あっとほうむ居宅介護支援センターにおける定員超過に関わるほう助

２． 介護保険法に基づく処分の内容
期間：令和6年3月1日から令和6年8月31日　（指定の一部効力停止6か月）
　　対象の事業：介護老人福祉施設、短期入所生活介護（予防含む）、居宅介護支援

　　・新規利用者の受け入れ停止
　　・報酬請求の上限設定6割（40％減額）
　　・不利益処分の原因となる事実が確認された期間（令和2年9月から令和5年2月まで）
　　　の誤請求分の返金

３． 改善にむけた対応状況

令和5年3月以降、処分の原因となる定員超過等は全て改善しております。

４． 今後の取り組み

・利用者・ご家族のためにとの想い・使命があったとは言え、また、超過分の請求もせず、
利益を求めないサービスの提供をと考えておりましたが、定員超過があった事は事実であり、
ルールに反した行為を深く反省しております。

今後は、定員超過が見込まれるタイミングで利用者や家族等より利用の依頼があった際は、
断る勇気をもち、今後一切超過が無いように努めます。
また、それと同時に他居宅等（地域）と連携し、サービスを受けるためのサポートにも尽力します。

また、職員の知識・認識不足などの要因があり、ルールが守れていなかった事への責任を強く感じております。
今後は、全職員を対象に是正を図るための研修等を実施いたします。
内容については、法令遵守・倫理・利用者の処遇・適正な運営等とし、職員教育を徹底してまいります。

・今回の処分について、是正が図れているかどうか毎月の全体会議等で確認いたします。
また、毎年の自己点検、外部評価においても改めて是正が図れているかを確認いたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以　上